感染予防 新型ノロウイルス出現で流行の可能性

毎年冬になると流行するノロウイルスによる感染性胃腸炎。嘔吐や下痢、発熱を伴い、特に体力の少ない高齢者は重症化することもあります。

感染を防ぐための対策 
ノロウイルスの感染ルートは①ノロウイルスに汚染された生牡蠣などの食べ物②感染した食品を調理した器具や、感染者が調理した食べ物③感染者の便や吐しゃ物――の3つ。①については、シーズン中は生食を控え、食べる際には十分に加熱するなどで、対策が可能です。しかし食事の面では、厨房での対策も必要です。②は牡蠣を調理した後の包丁でそのまま別の食材を調理するといったケースや、本人に自覚症状が出ないまま調理をし、他者に移してしまうというケースが考えられます。手洗いや調理器具などの洗浄は、面倒でも食材ごとに行う必要があります。
そして最も注意すべきは、③の人を介する感染。2006―07年の大流行の際も、これが主な原因でした。特に高齢者施設では、おむつ交換時や吐しゃ物の処理などに注意が必要です。便などを触る際には手袋をするなどし、余計なところは触らない、処理後はその都度手を丁寧に洗うなどを徹底することが重要です。また症状が良くなっても、一度感染した人の便からは、1~2週間ほど、長いと4週間以上ノロウイルスが出ます。治ったからと安心せずに、注意していきましょう。

高齢者のやけどに注意

高齢者は若年者に比べ皮膚が薄く、また運動機能や感覚機能が低下するため重いやけどを負うリスクが高いです。やけど事故が多く発生する12月~2月の時期は特に注意が必要です。
最も多い低温やけどの原因製品は、カイロが最も多く、次いで湯たんぽ、ストーブ類、電気毛布・あんかの順です。暖かく感じる程度の温度でも、長時間皮膚が接することで、それほど熱いと感じないままやけどになってしまうもので、普通のやけどに比べて痛みが少なく、水ぶくれなどもできにくく、一見軽そうに見えるが、長時間熱の作用が及んだために、深いやけどになっていることも珍しくないです。高齢者は感覚が鈍く、熱源に接する時間が長くなるため重症化しやすいです。
低温やけどを防ぐためには、長時間同じ場所を温めないことが重要で、就寝時には布団が暖まったら、湯たんぽやあんかは布団から出す、カイロは使用しない、電気毛布等は高温で使用しないなどの注意を守ることが大切です、注意しましょう。