高齢者の誤飲・誤食、薬の包装シートが最多

全国的に高齢者の誤飲・誤食の事故が増えています。視覚や味覚の衰え、勘違い、認知症などが重なって要因となり、内服薬の包装や入れ歯、漂白剤といった身の回りのものを口に入れるケースがあります。有効な対策としては、薬の包装シートを1錠ずつ切り離さずにそのまま使うことや、食べられないものを食品の容器(ペットボトルなど)に移し替えないことがあげられます。

内服薬の包装のうち、プラスチックにアルミなどを貼りあわせた包装シートを飲み込むと、喉や食道、腸などに傷がついたり穴があいたりする恐れがあります。X線を透過する素材のため、発見が遅れて重症化する可能性もあります。

効果的な予防策(まとめ)
●包装シートを1錠ずつ切り離さないこと
●食品や薬とそれ以外のものは分けて保管する
●食品以外のものを食品用の容器に移し替えない
●認知症の人の手が届く所に不要なものや危険なものを置かない

特に一人暮らしの高齢者の方は、日頃から環境整備の支援が必要だと感じます。